免震下部プレート充填コンクリート打設&免震装置の取付けを行いました!
2024.12.13
➀免震下部プレート取付け
免震工事の流れとして、最初に免震下部プレートの取付けを行います!
取付け前の確認事項として、予め作成した下部プレートの型板(テンプレート)を 正規の位置に合わせて鉄筋とプレートの干渉の有無をチェックします。
下部プレートが現場に搬入されると先ず、受入検査を行います。
位置とレベルを確認しながら据付を行い、最後に架台に溶接をして取付け完了となります!
②免震下部プレート充填コンクリート打設
次に試験施工で行った下部プレート充填コンクリートを打設します!
試験施工と同様に2層に分け1層目打設完了後にオープンタイムを置き、2層目の打設には専用の打設用ホッパーを使用して打設を行いました。
打設完了後にプレートの据付施工精度を確認しました。
位置精度は±2.0mm以内、レベルについては±3㎜以内であることを確認しました!
③免震ゴム&免震上部プレートの取付け
免震ゴムと上部プレートも受入検査から始まります。
免震ゴムには品番のほかに識別番号があり、取付ける場所と向きが決まっているため識別番号と間違いがないか確認します。
取付け時にはボルトの管理も行います。
ボルト締めつけの流れとしては「一次締め」→「一次締め後マーキング」 →「本締め」→「本締め後マーキング」となります。
今回はM30のボルトを使用しているのでトルク値400N.mで本締めを行います。
上部プレートに関しても取付け完了後に下部プレートと同様の基準で据付施工精度を確認しました!
以上の➀、②、③の工程を終えると免震装置取付け完了となります!!