0節の鉄骨建方を行いました!
2024.12.24
0節とはベースプレートから少し上で切断した短い柱のことで0柱(ぜろちゅう)とも呼ばれます。
第二別館は全部で27本の柱があり、1工区9本の3工区に分けています。
1工区建方日数は3日、合計9日で0節の鉄骨建方完了しました!
~0節の大梁、柱の大きさと重さ~
0節で建てる大梁は44本あり最も大きいものでフランジが400mm、ウェブが900mm、全長8,580㎜もあります!
大梁1本の重さは最も大きいもので5t、梁だけで合計207tあります。
柱は27本全てが750mm角の高さが2,750mmで、1本当たり3tになります。
0節全体で総重量288tありました!
~高力ボルト締め付け時のマーキングの工夫~
高力ボルトは「一次締め」→「マーキング」→「本締め」の流れで施工します。
今回は「マーキング」をマーキング用のスタンプを使用して行いました!
手書マーキングでは判定し難い、ナット回転不足と共回りの不良ボルトを容易に確認管理が出来ます!
~SRC梁施工時のカンザシプレートの工夫~
0節はSRC造となるので建方が完了したら配筋作業があり、梁上に主筋を配筋するために鉄骨にカンザシプレートを予め仕込みます。
今回、配筋作業中でもカンザシプレートから梁筋がずれ落ちる可能性を無くすために、
カンザシプレートの端部を10mm立上げることで安全に梁配筋作業が行えるようにしました!
これから「配筋」→「型枠建て込み」→「コンクリート打設」の順で工事が進みます!