愛媛県庁第二別館新築工事

工事進捗状況

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外壁・屋上工事 進捗状況!

2025.07.29

今回は外壁DP塗装と屋上防水工事について紹介します。
屋上防水工事については、3種類あるので詳しく紹介します!

外壁DP塗装

先日、東面の外壁塗装が終わり、現在は北面の塗装を行っています。
外壁DP塗装とは、耐候性塗料を用いた外壁塗装のことです。DPはDurable Paint(デュラブルペイント)の略で、紫外線や雨風から外壁を守り、建物を長持ちさせるための塗料です。
工程は4つあり、素地ごしらえ⇒下塗り(写真①)⇒中塗り(写真②)⇒上塗り(写真③)になります。
下塗り~中塗り、中塗り~上塗りは、塗装の間隔を4時間以上空けて施工します。
3回塗りは、色持ちの良さも大きなメリットです。 中塗りと上塗りを組み合わせることで外壁の色が長持ちします。

屋上防水工事

屋上防水工事では、今回3種類の防水方法を施工していきます。
まず、1つ目が「アスファルト防水」になります。
アスファルト防水とは、アスファルトとルーフィング(防水シート)を組み合わせて防水層を形成する工法です。
特徴として、高い耐久性・防水性を持つ防水工法です。
次に、2つ目が「塩ビシート防水」になります。
塩ビシート防水とは、塩化ビニル樹脂製のシートを防水対象に貼り付けて防水層を形成する工法です。
特徴として、耐久性・防水性に加えて、軽量性・加工のしやすさなどがあります。
最後に、3つ目が「ウレタン塗膜防水」になります。
ウレタン塗膜防水とは、液体状のウレタン樹脂を塗り重ねて防水層を形成する工法です。
特徴として、継ぎ目のないシームレスな防水層を形成できるため、複雑な形状にも対応しやすいなどがあります。

現在現場では、3種類とも施工中です。

アスファルト防水工程写真

プライマー塗布状況

プライマー塗布完了

アスリードルーフ張付け完了

上掛けアスファルト塗布状況

断熱材張付け状況

絶縁シート張付け状況

塩ビシート防水工程写真

断熱材敷き込み完了

リベットルーフ敷き込み状況

リベットルーフ敷き込み完了

シート面ボンド塗布状況

リベットルーフと
IHディスク誘導加熱接合状況

施工完了

ウレタン塗膜防水工程写真

プライマー塗布状況

ウレタン材塗布状況

補強クロス張り状況

ウレタン材塗布完了

トップコート塗布状況

外壁塗装は、9月中旬頃まで、屋上防水は8月末ごろまでに施工完了予定です。
熱中症に注意しながら、安全第一で施工していきます。

内装工事が順調に進んでいます!

2025.07.03

躯体工事も残すところ屋上の一部だけとなり、下の階から内装工事が本格的に進んでいます。その内装工事の中で、壁や天井の下地を作る順序と建具工事について紹介したいと思います。

内装工事

現在現場では、間仕切り壁を施工中です。間仕切り壁とは、用途によって部屋を仕切る壁のことです。その間仕切り壁の施工順序を説明していきます。
まずLGS<ライト(軽い)ゲージ(規格)スチール(鉄骨)を意味しています>という軽量鉄骨下地の組み立てをしてきます。壁の下地では「スタッド」「ランナー」「振れ止め」「スペーサ」などの部材をさし、天井の下地では「野縁」「野縁受け」等をさします。
下地材の間隔は、下張りボードの有る無し,ボードの仕上げの種別,必要耐力等によってかわります。ちなみにこの現場では、300㎜、450㎜、600㎜の3種類の間隔の壁があります。

LGSの組み立てが完了すれば次に行うのはPB(プラスターボード)張りです。
PBをLGSにビスで止め付けていき固定していきます。PBのサイズを加工したい時は、のこぎりやカッターで切断できるので、比較的簡単にサイズを調整することができます。
PB張りをしていく際に、遮音性を高める必要がある間仕切り壁は、PBの2枚張りや壁の中に吸音材を充填するなどで遮音性を高めることが可能です。天井を施工する際も、壁と同じ順序で施工していきます。

建具工事

建具工事とは、建物に設置されるドアや窓などの開口部を取り扱う工事を指します。
これらの建具は、単に機能を果たすだけでなく、建物のデザインや雰囲気にも大きく関わってきます。建具工事には、木製、金属製、プラスチック製など、さまざまな材質の建具が使われ、それぞれの特性に応じた取り付けや加工が行われます。
この現場では、現在ドア枠と窓枠の取付を施工しています。

建具枠の取り付けにおいて、水平や垂直の確認は非常に重要です。正確な水平と垂直を確保することによって、ドアや窓のスムーズな開閉や美しい見た目を実現することができます。枠の取付後に再確認を行うことで、位置ずれが起こることを防ぐことに繋がるので、確認を怠らず進めていきたいと思います。

6月11日愛媛労働局長建設工事現場パトロールが行われました!

2025.06.12

朝礼広場で労働局長から全作業員に対して安全に関する呼びかけをして頂き、現場のパトロールを行いました。

画像をクリックすると動画をご覧いただけます。

6月11日テレビ朝日「グッド!モーニング」に当現場のタワークレーン映像がちょっとダケ!

2025.06.11

「グッド!モーニング」内のコーナー『グッド!いちおし』で、当現場のYouTube映像タワークレーン(フロアークライミング)が使われました。
ちょっとダケの登場でしたが、フロアークライミングの説明にしっかり使われてました。(4分ゴロ/全9分)

PCCW施工完了!ECP施工中!

2025.06.06

今回はPCCWとECPの施工状況について紹介します。
この建物は、東西面がPCCW、南面がPCCW+ACW(アルミカーテンウォール)、北面がECPの外壁になります。

PCCW(プレキャストコンクリートカーテンウォール)の施工

PCCW(プレキャストコンクリートカーテンウォール)については、以前の工事進捗状況の投稿(2025.4.16投稿)で紹介していますので、そちらをご覧ください。
先行施工(3日間)したのちに、本施工期間 20日間で最上階までPC版を取り付ける事が出来ました。
PC版を建起しする際には電動チェ―ブロックを使用して荷のバランスをとりPC版に偏った荷重を加えないようにしています。
重量物をタワークレーンで揚重しての取付作業になる為、クレーンオぺとの合図を的確に行い、慎重な作業が必要でした。日数を重ねていくうちに、作業スピードも早くなり、スムーズに取付作業を行っていく事ができ、1日の遅れもなく予定通りの施工となりました。

ECP(押出成形セメント板)の施工

ECP(押出成形セメント板)とは、セメント・けい酸質原料および繊維質原料を主原料として、中空を有する板状に押出成形しオートクレーブ養生したパネルです。特徴として、軽量で高強度かつ、耐火性・耐久性・遮音性に優れており、また、施工性にも優れています。
ECP(押出成形セメント板)には、張り方が大きく分けて2種類あり、「縦張り」と「横張り」があります。今回この現場では「縦張り」と「横張り」共に採用し、縦張りはt75mmのフラットパネル、横張りは基板t60mmにリブ25mmがあるデザインパネルです。
5月中旬から施工がスタートし、今現在は6階の取付作業中です。7月上旬で最上階まで取付が完了する予定です。

外壁工事が順調に施工できており、これからは本格的に内装工事がメインとなります。
今後とも安全第一で現場を進めて参ります。

6月11日テレビ朝日「グッド!モーニング」に当現場のタワークレーン映像が!

2025.06.05

「グッド!モーニング」内のコーナー『グッド!いちおし』6月11日(予定):7時44分頃~(9分程度)の放送の中で当現場のタワークレーン(フロアークライミング)の映像が流れます。
6月11日『グッド!いちおし』のテーマは ”大人も知らない みのまわりの謎大全”。
そのテーマの一つでタワークレーンが取り扱われ、当現場のYouTube映像タワークレーン(フロアークライミング)が使われることになりました。
くま所長が凛々しく写っているかな?