愛媛県庁第二別館新築工事

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城山の挙動”ひずみ”を見える化!

2024.01.15

県庁第二別館は城山の擁壁から非常に近い位置に建設する計画となっています。 地下工事で土砂災害を起こさない為にも、安全に工事を行う上で隣接した城山の挙動”ひずみ”を見える化することは非常に重要な事です。 その対策の一つで『擁壁および駐輪場挙動計測管理(自動追尾トータルステーション)』を採用し、自動計測データから城山の挙動を『ひずみ可視化デバイス』で確認出来るようにしています。

<概要資料>

愛媛県庁第二別館新築工事
擁壁および駐輪場挙動計測管理計画概要版D
~自動追尾トータルステーション~

1.業務概要

愛媛県庁第二別館新築工事に伴い、近接する松山城擁壁や既存駐輪場に複数の測点(プリズム)を設置し、トータルステーションを用いて計測することによって、各測点の3 次元変位を把握する。また、自動計測を行い、計測値がFEM 解析の管理値を超えた場合、工事関係者へ警報メールを発信し、安全に施工を進める。計測期間は障害置換工事前から新築擁壁完了までとする。

2.計測項目及び数量

計測項目計測機器数量備考
擁壁の挙動トータルステーション(TS)1台擁壁及び駐輪場の挙動計測用 TSは共有とし、測点プリズム が見通せる位置に設置する
プリズム8個
駐輪場の挙動トータルステーション(TS)1台
プリズム8個

3.計測機器の仕様

計測機器測定範囲測定精度測距精度変位換算時の実績精度
トータルステーション3~1000m
(カタログ上)
0.5″
(カタログ上)
1mm+2ppm
(カタログ上)
±2mm
(視準距離50m)
※実績制度は現場環境等による

○3 次元変位が把握できる
○各測点(プリズム)位置に信号線が不要なため設置が容易
○見通しが利けば、測定位置に制限がない
●雨、霧、陽炎など天候の影響を受ける
●測定距離に応じて誤差が大きくなる
●障害物等で見通しが利かないと測定不可
●電源AC100V が必要

4.計測機器の設置位置

図-1 計測機器設置図

写真-1 トータルステーション設置例

写真-2 プリズム設置例

5.計測システム

本自動計測システムは、トータルステーションにより擁壁及び駐輪場の挙動を三次元変位で計測し、FEM 解析の管理値と常時比較し、管理値超過の場合、警報メールを発信する仕様とする。
計測データは無線モバイル回線によりインターネットを介してデータサーバーにアップし、遠隔地において計測データの確認、ダウンロードが可能である。
計測間隔は16 測点(基準2 点を入れると計18 点)の場合、1 時間ピッチとする。
トータルステーションの具体的な設置場所等については、現地踏査終了後、工事関係者と協議の上決定する。

図-2 計測ステム図

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<設置状況,擁壁5・駐輪場9計測結果>

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