愛媛県庁第二別館新築工事

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タワークレーンの解体を行いました!

2025.09.15

現在施工中の第二別館はタワークレーン2台使用し、工事を進めてきました。
「あの大きなタワークレーンをどうやって解体するの?」と疑問に思いますよね?
タワークレーン解体の流れについてまとめました!
今回はタワークレーン1号機の解体を2号機を使って3日間で行いました。

タワークレーンの解体の流れ

1日目

1日目はジブとA-フレームの解体から始まります。
ジブと呼ばれるタワークレーンの腕にあたる部分を解体用クレーンの2号機で吊った状態で、1号機の巻上げワイヤー、起伏ワイヤーを抜き取ります。次にブーム接合部のボルトを外すことでジブをクレーンより切り離すことができます。
その次にA-フレームを吊った状態でボルトを外しクレーンより切り離します。

2日目

2日目は最初に運転席を取り外します。
タワークレーンはエンジンで動く移動式のラフタークレーンとは違い電気で動きます。
そのため電気配線の処理も行わなければなりません。
次に、カウンターフレームと旋回フレームのセット、上昇フレーム、マストを取り外していきます。

3日目

3日目は最後に残ったベースやベースを乗せるための基礎部分を解体してタワークレーンの解体は完了です!
解体を行っていくうえでタワークレーンの解体範囲内の立入禁止措置,揚重,搬出等の解体計画をしっかり行い、無事に解体を終えることができました。

最後に

今回、普段見ることのできないタワークレーンの解体の流れについてまとめました!
9月中旬に一回り小さい解体用クレーン3号機を組み立てたのち、10月初旬にはタワークレーン2号機の解体を行います。
またホームページに上げるので、そちらも是非ご覧になってください!