鉄骨建方完了!!
2025.05.07
今年の1/24から始まった鉄骨建方(全6節、4,157ピース)が先月4/22に完了しました!!
約3ヶ月かけて行った鉄骨建方でしたが一日も遅れることなく完了する事が出来ました。鉄骨鳶さんお疲れさまでした。
今回は「トラス梁」についてご紹介いたします!
トラス梁とは
トラス構造を梁として用いたもので、上下に弦材、その間を斜材(または鉛直材)で接合して構成されます。
トラス梁には下記のような特徴があります。
- 変形しにくい:トラス構造は、部材が主に軸力(圧縮力または引張力)を受けるため、変形しにくい構造です。
- 広い空間に適している:トラス構造は、大空間を支えるのに適しており、橋梁や体育館などの屋根などに多く用いられます。
- コスト効率が良い:鋼材使用量を抑えつつ、高い剛性と強度を確保できるため、コスト効率が良いとされています。
トラス梁の地組
大組状態で運搬可能なトラス梁は2分割した状態で搬入し現場で地組結合し揚重しました。
運搬不可のトラス梁も現場で地組をし建方を行いました。
現場で地組したトラス梁は全長15,580mm、約6.5tもあり、上弦材ついては下弦材と平行ではなく、両端で240mmの勾配差があります!
現場では何度も精度確認を行いながら地組を行いました。