愛媛県庁第二別館新築工事

新着情報

タワークレーン 最終フロアクライミング完了!!

2025.05.01

先日、タワークレーン1号機・2号機共にRG梁へのフロアクライミングが完了しました!
今回は「RG梁へのフロアクライミング」、「クレーン接触防止 ウォッチマン(wg-6f)」について紹介します!

RG梁へのクライミング ~1日目~

今回のRG梁へのクライミングは、前回の6階梁へのクライミングと違いベル受梁を設置する上階の梁がありません。
このような条件下でRG梁へクライミングを行う為に、台座受け仮設梁とベル受け仮設柱を製作し、ベル受梁を設置しました! 
1日目はこの台座受け仮設梁とベル受け仮設柱とベル受梁をRG梁上に設置し、ベル受梁への本体着床までを行いました。

RG梁へのクライミング ~2日目~

2日目はベル受梁に本体を着床させた状況で6階に設置していた台座を引き上げ、屋上の台座受け仮設梁に着床させます。その後本体をマスト上部へクライミングさせます。

RG梁へのクライミング ~3日目~

3日目は不要となったマストの解体です、不要となったマスト(6M✕5本分)を解体しながらマストダウンを行います!
次に自主検査をして、4日目の落成検査を迎えます。

クレーン接触防止 ウォッチマン(wg-6f)

今回、現場では2機のタワークレーンを使用しているため、旋回範囲が被る箇所でのクレーン同士の接触防止措置として
ウォッチマン(wg-6f)を1号機、2号機共に搭載しました。また、2号機の旋回範囲上には警察無線伝搬経路があり、誤って
経路に入らないように作業範囲規制装置としても使用しています。

ウォッチマン(wg-6f)の機能

先述の通り、接触防止・作業範囲規制の機能の他にも下記のような機能があります。

  • スピードファクターがモニターで確認可能。(クレーンの旋回速度に応じて前進させた位置に仮想ブームを表示)
  • フック部の、地上からの高さを表示。
  • 最大4本までのマイクロウェーブに対して規制が可能。